横手のコミュニティーハウス「ね・ま~れ」(横手市十文字)で現在、「荒川セイ子と和紙絵画展」が開かれている。
上野の森美術館(東京都台東区)主催の「日本の自然を描く展」の入選作品など32点を展示する。
大仙市内で「大曲紙絵サークル」を主宰する荒川さん。40年ほど前に「ちぎり絵」作家の高橋草駒(そうく)さんと出会ったことをきっかけに和紙絵に取り組んできた。数百種ある色付き和紙を薄くはがし、重ね合わせることで生まれる独特の柔らかい色彩表現が特徴。
「何を描くか、どのように和紙を重ね合わせていくのかを考える時間が大切」と荒川さん。「和紙絵を通して仲間の輪を広げていければ」と話す。
営業時間は10時~16時(最終日は14時まで)。入場無料。2月27日まで。