新商品「寒天バー」が4月16日、道の駅おがち・小町の郷(湯沢市小野)内のこまちカフェ ボスコにお目見えした。
湯沢市の道の駅内「こまちカフェ ボスコ」で販売する「寒天バー」
秋田県南地方は缶詰の果物や溶いた卵などの食材を寒天で固めて食べる「総菜寒天」で知られる。山形や宮城など隣県からの観光客が多い同道の駅の佐藤光一駅長が、「地域の味をアピールしながら食文化を守っていければ」と、市内のスーバーで総菜を販売する食彩工房ゆきつかさ(柳町)の塩田幸司さんに出品を打診して販売が決まった。
イチゴ入りミルク寒天やポテトサラダなどを固めたサラダ寒天などゆきつかさの人気商品のほか、スモークサーモンのマリネやナポリタン、焼きそばなどを寒天で固めた変わり種も。見た目にこだわり「映える寒天を意識した」と塩田さん。1個あたり幅2センチ、長さ6センチ、高さ3センチほどの棒状にカットした寒天5種類のセット(500円)を専用冷蔵ケースで販売する。
塩田さんは「総菜寒天は甘いというイメージを持たれがちだが、若い世代にも関心を持ってもらえるような商品作りを心がけているので、きれいな配色を合わせて楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は10時~16時(土曜・日曜・祝日は9時30分から)。