美郷町内5郵便局で5月10日、同町の風物とイメージキャラ「美郷のミズモ」をデザインした日付印の使用が始まった。
美郷町内の郵便局長と松田知己町長(左から4番目)。美郷町のイメージキャラ「ミズモ」
日付印のデザインは、六郷湧水群の御台所清水(六郷郵便局)、後三年合戦の伝説「雁行の乱れ」(仙南郵便局)、大正時代の民間人パイロットの草分けとして知られる同町出身の佐藤章と愛機あきら号(飯詰駅前郵便局)、真昼岳を背景に美郷雪華が咲くラベンダー園と畑屋うさぎ(畑屋郵便局)、松・杉並木道(千屋郵便局)の5種類。
13日には同町庁舎で記念台紙の贈呈式が行われ、出席した松田知己町長は「電子メールが主な連絡手段になっている現代で、郵便物の利用は、これまでとは異なる意味や役割を持つようになっていると思う。町民が郵便を利用することで当町のPRにつながれば」と話した。
初日には、5月10日の日付入り印を求める県内外のコレクターらから、2000件を超える問い合わせがあるなど滑り出しは上々。
押印は、町内郵便局の窓口で受け付けるほか、押印返送サービス「郵頼(ゆうらい)」でも受け付ける。