食肉加工品の製造などを手がける田園(横手市雄物川町東里、TEL 0182-22-4186)が5月15日、豚肉加工商品「ぶたみそくん」を発売した。
地元の食材を原料に新たな横手名物の開発を目的に、横手青年会議所が展開する「YOKOTEグルメ創造プロジェクト」の一環として開発した。
リンゴジュースを隠し味に使う合わせみそに漬け込んだ厚切りスライスにした市のブランド豚「十豚(じゅっとん)」を、郷土漬け物の「いぶりがっこ」をイメージし、桜チップで燻製(くんせい)加工した。
同青年会議所の細川拓也副理事長は「新しい味わいながら、どこか懐かしさを感じられる商品に仕上がったのでは。企画会議に参加した事業者や高校生からたくさんのアイデアや助言をもらいながら商品化にこぎ着けることができた。多くの人に愛される商品に育てられれば」と話す。
価格は1,400円(200グラム)。同社で販売するほか、取扱店を募集する。