地元の森林インストラクターがガイドを務めるハイキングイベント11月20日、横手市の真人山で開かれる。
鳥海山や横手盆地を臨む標高391メートルの山頂を目指し、往復1時間ほどの登山道を約3時間かけて散策するイベント。
森林インストラクターとして22年の経験を持つ横手市在住の酒井浩さんが、山中に生息するキツネやニホンリス、ニホンカモシカなどの動物や植物のほか、江戸時代の紀行家・菅江真澄の記録に残る「義経三貫桜」など真人山に伝わる歴史や、江戸時代末期作られた三十三観音などについて紹介する。
真人山で年間1000人ほどをガイドする酒井さんは「真人山の登山道は整備されており、歩きやすい里山コースとして親しまれる。これからの季節、多くの動物が見られる。山の魅力を広く伝えられれば」と参加を呼びかける。
参加費は4,000円。開催時間は9時~12時30分。申し込みは、横手市観光推進機構(TEL 0182-38-8652)まで。締め切りは11月18日。