横手市観光推進機構(横手市駅前町、TEL 0182-38-8652)が、現在、秋田県南の雪まつりをテーマにした2泊3日のモニターツアーの参加者を募集している。
同観光推進機構と湯沢市観光物産協会(湯沢市柳町)、田沢湖・角館観光協会(仙北市)、大仙市観光物産協会(大仙市)、あきた美郷づくり(美郷町)の県内4市1町の5団体が連携し、観光資源の活用へ向けて企画するモニターツアーは4月と9月に続き3回目。
国指定重要無形民俗文化財に指定される美郷町の「六郷のカマクラ」で使う、色紙で作る3~5メートルほどの短冊「天筆(てんぴつ)」に願いごとを書く体験や、横手の伝統行事「かまくら」の設営などを見学しながら、かまくら職人と交流するなど、冬まつりの「裏側」の見学時間を設ける。民家苑木戸五郎兵村(雄物川町)の古民家見学や、金粉・銀粉などで漆器の表面に模様をつける蒔絵の体験会も予定する。
同観光推進機構職員の鳴海祥一さんは「2市町の『かまくら』の違いが体験できる。行事に携わる市民との交流など、雪深い県南で行われる冬のまつりを楽しんでもらえれば」と呼びかける。
開催日は2月14日~16日。定員は30人。参加費は、1人=2万9,500円、2人1室利用=2万6,400円。申し込みはホームページで受け付ける。締め切りは1月31日。