横手市の情報アプリ「MINEBA(ミネバ)」の新機能の記者発表が12月22日、横手市役所(横手市中央町)で行われた。
まちづくり活動に取り組むNPO法人ヨコッター(前郷一番町)が市と連携し、秋田県南エリアの情報発信を目的に運営する同アプリ。
新機能は、環境に配慮した行動をすることで取得できるポイントシステム。環境省が推進する環境配慮行動普及促進事業、「食とくらしのグリーンライフ・ポイント」の一環として実装した。
地元食材を使う市内の飲食店や食品ロスに取り組む飲食店の店頭に設ける2次元バーコードを読み取ることでポイントを取得することができる。貯めたポイントは飲食店などで利用できる。現在、同システムを利用できるのは、「ジェラテリア シータ」(寿町)や「よこてのわがや」(中央町)など市内4店。今後、公共交通機関やプラスチック削減に取り組む食料品店など、10種類の環境配慮行動に取り組む店舗や施設への普及を目指す。
同NPO法人理事の田畑晃子さんは「ポイントシステムを望むアプリ利用者の声を受けて実現できたことがうれしい。環境配慮行動を楽しみながら、市民の皆さんに利用いただければ」と話す。