秋田県内の大学生グループが2月15日・16日、雪まつり会場の横手城(横手市城山町)で「かまくらサウナ」を営業し、延べ120人が利用した。
冬の屋外サウナを企画したのは、秋田大学(秋田市)と秋田県立大学(同)に通う、起業に関心のある学生ら11人のグループ。薪ストーブで熱したサウナ用の石に水をかけて発生する蒸気を使う屋外向けテントをかまくらに並べて設置。15分500円の利用料で営業した。利用者は、衣類を着たまま約80度のサウナテントとかまくらを往復しながら、真冬の屋外でサウナを楽しんだ。
同グループのメンバーで秋田大学2年の本田亮さんは「利用客のニーズをつかむことや集客などは大変だったが、目標を立てて実行する楽しさを知った」と振り返った。