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横手・十文字のレストランが開業1周年 専用窯で焼くナポリピザを看板に

ナポリピザに注力する横手市十文字町のレストラン料理長の渡邉理さん

ナポリピザに注力する横手市十文字町のレストラン料理長の渡邉理さん

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 レストラン「Comer+(コメールプラス)」(横手市十文字町仁井田東、TEL 0182-23-9125)が4月29日、開店1周年を迎えた。

4種類のトマトを使うピザ「カンピオーネ」

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 食料品店スーパーモールラッキー店内中央の約54坪で営業する同店。開業時はオープンスペースだったが、現在、店内をパーテーションで区切って営業する。

 地元で生産される野菜を多く使うデリプレート(980円)やマルゲリータ(980円)などを中心メニューに、「和牛ピラフプレート」(1,380円)や4種類のトマトを使うピザ「カンピオーネ」(2,000円)などのメニューを1年で10種類以上増やすなどし、週末には、用意する80席が埋まる日もある人気店になった。

 併設するデリカテッセンでは、当日の朝に収穫された地元の野菜を使う「短角牛と季節野菜のキッシュ」(380円)や「エビとオリーブのマリネ」(398円)など、20種類以上の総菜をそろえる。

 「この1年で、最も力を入れたのはピザの改良」と話す料理長の渡邉理さん。開業後、専用ピザ窯で焼くナポリピザに魅了されたことから、日本ナポリピッツァ職人協会(東京都渋谷区)に加入し、秋田市や宮城、兵庫、奈良など県内外の専門店に出向くなどしながら、生地作りや焼き方の技術を磨く。

 「横手の冬場は気温が低いことから、生地の発酵などに苦労もあったが、十文字に来たら当店でピザを食べようと思ってもらえるよう努力している」と渡邉さん。「地元の食材の魅力に気付いてもらえるような店づくりを続けられれば」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~21時。

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