「道の駅うご・端縫いの郷」(羽後町西馬音内)が、現在、多くの来店客でにぎわいを見せている。
ゴールデンウイーク期間中、羽後町名物を求めて道の駅内のレストラン前に並ぶ来店者
約190人の地元農家が生産する野菜類の直売ブースに加え、「ふのり」をつなぎに使い、冷やした甘めのつゆを合わせる同町名物の冷やがけそばなどを提供するレストランや、地元で搾乳される生乳を原料に使うジェラート専門店などの飲食ブースを充実させる道の駅。
県内31番目の道の駅として2016(平成28)年7月に開設されて以降、季節ごとに商品ラインアップを入れ替えたり、農業やそば打ちの体験会を開いたりするほか、2022年1月には高齢者の安否確認などを兼ねた65歳以上の町民を対象に食品宅配サービスを始めるなどし、4月には、延べ来場者数が500万人を超えた。
地元紙が企画し、5月2日に発表した秋田県内の道の駅の人気投票で1位になった影響もあり、ゴールデンウイーク期間中には1日平均5000人以上が来場。期間中だけで5万人を超えるにぎわいぶりを見せた。現在、平日も多くの市民や観光客らでにぎわう。
自身もレストランホールで接客を行うという小坂圭助駅長は「国道13号沿いからは外れている立地のため、移動のついでではなく、当施設を目的地として来場いただけるような運営を心掛けている。当施設ならではの商品や体験を提供していくことができれば」と話す。
営業時間は9時~18時。