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横手の浅舞酒造「天の戸純米大吟醸」がIWC「SAKE部門」トロフィー賞

浅舞酒造社長の柿崎常樹さん

浅舞酒造社長の柿崎常樹さん

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 「浅舞酒造」(横手市平鹿町浅舞)の日本酒「天の戸 純米大吟醸 35」が5月20日、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)「SAKE部門」で金賞とトロフィー賞に選ばれた。

田植えを終えたばかりの浅舞酒造の酒田

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 5月16日~18日、白鶴酒造(兵庫県神戸市)を会場に、世界14カ国の審査員が国内外346蔵元が出品した日本酒1282銘柄を審査した。

 浅舞酒造は「SAKE部門」のうち「純米酒」「スパークリング」など5部門に初出品。「純米大吟醸酒」部門に出品した「天の戸 純米大吟醸 35」が306銘柄中16銘柄に与えられた金賞と同部門最高賞に当たるトロフィー賞を獲得した。

 同社の柿崎常樹社長は「自信を持って出品したが、トロフィー賞は意識していなかった。当社の100年の歴史の中でも、国際的な表彰は初めてなのでは。蔵から半径5キロメートル以内で育てられた酒米を使い、丹精を込めて仕込んだ横手の酒が世界基準で評価されたことはうれしい」と笑顔を見せる。

 「SAKE部門」のトロフィー賞受賞銘柄の中から1銘柄を選出する「チャンピオン・サケ」の発表は7月7日、ロンドン市内で開催予定のIWCアワードセレモニー内で行う。

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