トラックやフォークリフトなどの部品製造を手がける森井製作所秋田工場(横手市平鹿町醍醐、TEL 0182-24-3641)が現在、子どもの絵などが描かれた工場施設のシャッターを一般公開している。
「従業員が夢を持って働ける職場環境を」と、トークイベントやワークショップなどを企画する同社「子どもたちの夢プロジェクト」の一環。5月に完成したばかりの新工場施設に設ける幅・高さ4メートルほどのシャッターに11月、従業員の0~14歳の子ども22人が描いた絵や書を転写した。
子どもたちは「とても大きくて感動した」「みんなの夢がかなってほしい」などの感想を寄せ、従業員らの間でも「ほっこりする」「元気をもらえる」と好評だという。
今年創業93年を迎えた同社の森井英之社長は「100年以上続く企業を目指すためには、従業員がワクワクする職場環境づくりが大切。殺伐としたことの少なくない世の中だが、子どもたちが『夢』を見ることができるような職場づくりを通して、従業員が癒やされる場になれば」と話す。
一般公開は土曜・日曜終日。