湯沢市の伝統行事が開かれる市中心商店街近くの「ジークブルガー通り」沿いにある写真館が、現在、「子育て支援自販機」の利用を呼びかけている。
2月上旬に開催予定の「犬っこまつり」や夏の伝統行事「七夕絵どうろうまつり」など、多くのイベントがすぐそばで開かれる「ジークブルガー通り」。近隣に自販機やコンビニなどが少なく、紙おむつなど乳幼児用の商品が買いづらい状態になっていた。
よこて市商工会青年部のメンバーらの間でもイベント開催時の課題として検討していたことを受け、昨年11月下旬、写真館「スタジオヒカリエ」(湯沢市柳町2)が店舗前に自販機を設置。「紙おむつ」(300円)や「おしりふき」(240円)などを販売し、これまでの販売数は5個ほどという。
同写真館を経営する小國信一さんは「子ども連れのお客さまがイベント会場に足を運びやすいように設置した。地域のにぎわいの一助になれば」と話す。