横手市の伝統工芸技術を使う作品の展示会が現在、秋田ふるさと村(横手市赤坂)内の伝統展示館で開かれている。
横手市と横手市観光推進機構(駅前町)が、地元の伝統工芸技術の継承などに取り組む個人やグループを認定する「横手エキスパート」のPRを目的に企画した。
現在、エキスパートに認定される個人や団体は4組。展示会では、木綿を用いた藍の絞り染めの技法「浅舞絞り」の衣類や雑貨や、リンゴ染めの小物、伝統工芸「組子細工」のランプシェードなどに加え、自然ガイドの酒井浩さんがリスを撮影した写真など50点を展示する。
同推進機構の瀧澤真智子さんは「ガラスケースに展示され、ライトアップされた作品は、繊細さに気付いてもらいやすくなる。横手エキスパートの作品を一堂に展示する機会は珍しい。足を運んでもらえれば」と呼びかける。
営業時間は9時30分~17時。入場無料。2月25日まで。