花苗や観葉植物などの展示販売会「春色 花フェスティバル」が2月29日、秋田ふるさと村（横手市赤坂）のドーム劇場で始まった。

横手市で開催中の「春色 花フェスティバル」会場の様子

　ガーデニング・シーズンを前に、毎年、花苗や観葉植物、多肉植物などをそろえる販売会。初日の29日、1000人を超えるファンが会場を訪れ、にぎわいを見せた。

　14回目を数える今年は、約5500鉢の商品をそろえる。会場内のステージ上に、幅10メートル、高さ4メートルのカトレアやコチョウラン、オンシジウム、デンドロビューム、シンビジウムなど約100種、1000鉢を使う「春のカスケードガーデン」を展示する。一般的な品種よりも丈夫で育てやすく品種改良したというクリスマスローズの新種「クロリス」も展示するほか、洋ラン約300種・2500鉢や、一年草、多年草など約1000種を販売。寄せ植えやブーケ作り、リース作りなどのワークショップスペースも設ける。最終日の3月4日には12時から、展示する花のオークションを行う。

　同販売会を担当する同施設職員の山浦亮太さんは「今年は雪が少ないため、県外からのお客さまも多い。鉢植えの方法や花の管理などについて専門家に聞くことができる。初心者でも楽しめるので足を運んでもらえれば」と呼びかける。

　開催時間は9時30分～16時（3月4日は15時まで）で、ワークショップの開催時間は10時～15時（3月4日は12時まで）。入場料は600円（600円分の買物券付き入場券は1,000円）。3月4日まで。