秋田県内では31番目となる道の駅「道の駅うご 端縫いの郷」(羽後町)が7月1日にオープンし、初日は県内外から2000人以上が訪れるにぎわいを見せた。
鉄骨造り一部2階建て、延べ床面積1233平方メートルの同施設。観光案内所や交流スペースのほか、地元農家の野菜などを扱う直売所、同町産のイチゴや玄米などを原料に使うジェラート店や朝食や軽食を提供するカフェなどを備える。
特設ステージを設けたコンサートや同町の伝統行事「西馬音内(にしもない)盆踊り」実演などのイベントが開かれたオープン初日。地場産野菜や加工品を買い求めたり、同町名物「冷やがけそば」を目当てに訪れたりした観光客らでにぎわった。付近は駐車場の空き待ちで渋滞する様子も見られた。
同施設を運営する「おも・しぇ」の藤井里美さんは「地域の大きな協力を得て開業を迎えることができた。地元農家や事業者と共に、お客さまに満足いただける店作りをしていければ」と意気込みを見せる。
営業時間は、直売所=9時~17時、レストラン=11時~17時、カフェ=8時30分~17時、ファストフード=10時~17時。