横手市雄物川町のご当地ソフト「すいかソフトクリーム」が7月18日、一般向けに初めて販売された。
「すいかっち」もPRで参加した「すいかソフトクリーム」販売ブース
雄物川中央公園で開かれた野外音楽イベント「おもフェス・おもしぇす」会場にブースを設け、雄物川高校家庭科クラブの生徒18人が盛り付けや呼び込みなどを行い、用意した約300食は4時間ほどで完売した。
県内一のスイカ生産量を誇る同町。2015年に立ち上げられた地元事業者や雄物川高校などで作る「すいかソフトクリームプロジェクトチーム」が試作を重ね、6月に開かれた同高文化祭で初披露した。
今後はJA秋田ふるさと青年部雄物川支部の協力の下、雄物川小学校の児童が栽培したスイカを加工し「すいかソフトクリーム」に利用する予定。
同プロジェクト実行委員長を務める同高3年の小松千尋さんは「機械の故障などアクシデントもあったが、たくさんの皆さんに食べてもらうことができてうれしい。イベントでの販売やPRを続け、早い時期に通年でスイカソフトクリームを提供できるようになれれば」と意気込みを見せる。
価格は200円。次回は8月8日、同町で開催予定の「は・は・は祭」に出店予定。