横手市立植田小学校(横手市十文字町植田忍ノ沢)の児童7人が11月30日、近隣の果樹畑でリンゴのもぎ取りを体験した。
同小学校から歩いて5分ほどの場所にある、大沼崇さんが営む約10アールの小さなリンゴ畑。今春、授業中に近所を訪れた2年生児童らが、農作業中の大沼さん夫婦に気付き声を掛けたところ、「リンゴが実ったら一緒に収穫しよう」と約束していた。
大沼さんは「横手のリンゴの収穫は1週間ほど前に終わっている。子どもたちのために手の届きやすいリンゴの木3本を収穫せずに残しておいた。雪に当たり樹上で完熟したリンゴは特においしい」と話す。
7人の児童は「たくさんのリンゴをもいで面白かった」「蜜がたっぷり入ってジューシー」と、もぎたてのリンゴを頬張り楽しそうにしていた。