「秋田ふるさと村」(横手市赤坂字富ケ沢)で1月3日、市内の高校生が書道パフォーマンスを行った。
増田高校創立90周を記念し、地域の人への感謝の気持ちを込めて書道パフォーマンスを披露したのは同高校書道部の部員8人。「雄気堂々」をテーマに音楽に合わせて幸運を運ぶ龍(りゅう)や雲の絵図を描き、篆書(てんしょ)体で書かれた「楽天」の文字や「横に手をつないでいこう」などのメッセージを添えた作品を15分ほどかけて制作した。
パフォーマンスを終えた部員には、帰省中の卒業生から「今年も頑張ってください」と激励の声が掛けられ、同部部長の樋渡理沙さんは「色や文字のバランス、振り付けも完璧にできた。一つ一つのパフォーマンスを楽しんでもらえるように心がけた」と新年最初の書道パフォーマンスを振り返った。
同会場では、市内を拠点におもてなし武将隊として活動をする清原紅蓮隊(きよはらぐれんたい)による演武やゲーム大会、餅つきなどさまざまな催しも行われ、親子連れや帰省客など多くの観客が新春イベントを楽しんだ。