横手の酒造店「日の丸醸造」(横手市増田町増田七日町)で5月20日、朗読会「奇っ怪 江戸川乱歩の世界」が開かれる。主催は秋田市の朗読グループ「ひいらぎの会」。
朗読会「奇っ怪 江戸川乱歩の世界」が開かれる日の丸醸造の文庫蔵
同酒造の文庫蔵として使われてきた内蔵は、1908(明治41年)年築で国登録有形文化財。内蔵での朗読会は2012年から始まり今回で6度目。これまで、季節に合わせ「四谷怪談」や「源氏物語」などの演目で開いてきた。
当日は、江戸川乱歩の短編「双生児」「人でなしの恋」「赤い部屋」の3本を朗読する。同会の安倍眞壽美さん、番場政司さん、山崎栄さんの3人が朗読し、「こおひい工房 珈音(かのん)」(男鹿市)の佐藤毅さんが奏でるコントラバスと共演を予定している。
同酒造店の佐藤譲治さんは「この機会に増田の街並みと共に楽しんでいただければ」と話す。
開催時間は13時30分~15時30分。入場料=1,000円。