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横手・大雨被害で災害ボランティアセンター設置 市民に参加呼び掛け

23日に行われた復旧作業の様子

23日に行われた復旧作業の様子

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 横手市社会福祉協議会(横手市卸町)が7月24日、大雨被害における災害ボランティアセンターを設置しボランティア参加者を募集している。

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 7月22日・23日の記録的な大雨により、一級河川「雄物川」から近い同市大森町を中心に土砂崩れや床上・床下浸水などの被害が200件以上発生。横手市と協議し災害ボランティアセンターの設置を決めた。同市で災害ボランティアセンターが設置されるのは初めて。

 ボランティアの作業内容は、水に漬かった畳や家財の搬出、建物内の清掃、床下の泥のかき出し、家に入った土砂崩れの搬出、ニーズ聞き取りなど。

 作業に必要な帽子、マスク、タオル、長袖、ゴム手袋、長靴、雨具、水筒、昼食、熱中症防止のための塩分や水分などは各自持参。ボランティア活動保険料は同社協で負担する。

 大森地域では現在、住民を中心に家屋等の復旧作業が進んでいる。23日と24日は市職員を中心に40人ほどが作業を手伝った。

 秋田県社会福祉協議会によると、大森地域と同様に雄物川流域で被害の大きかった大仙市では災害ボランティアセンター設置に向けて行政と協議中。仙北市では26日からのボランティア受け入れに向け、災害ボランティアセンター立ち上げ準備中という。

 横手市社会福祉協議会の職員は「スコップなども持参いただければありがたい。今後気温が上がれば泥やゴミの腐敗などで臭いや衛生面での懸念も大きい。水害からの復旧作業は時間と人手が必要なので協力いただければ」と呼び掛ける。

 ボランティアは横手市社会福祉協議会の専用電話(TEL 080-1656-5798)または横手市大森地域局の横手市災害ボランティアセンター大森支所(TEL/FAX 0182-1656-5798)で受け付ける。受付時間は8時30分~17時。ボランティア参加者は現在、市内在住者や企業、団体等が対象。

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