愛宕鉱泉前広場で9月10日、「愛宕鉱泉まつり」が開かれる。主催は市民団体「ゆざわ井戸端会議」。
湯沢市内の愛宕神社から湯沢市民の森に続く林道沿いにある湧き水「愛宕鉱泉」の活用を目的に開いている同イベントは今年で4回目。
同団体の京野滋さんによると、昭和初期に発見された愛宕鉱泉はpH値9.8の弱アルカリ性で炭酸水素イオンを多く含むといい、地域ではこれまで住民がドラム缶風呂などに活用してきたという。長い間放置されていたが、同団体が源泉からの水路や看板などを整備した。
当日は、会場に愛宕鉱泉の水を温めて足浴場を設置し無料開放するほか、芋の子汁なども振る舞う予定。
京野さんは「鉱泉の水は美肌効果もあるといわれ、鉱泉水を使った湯豆腐は『温泉湯豆腐』の様につるっとしていて口当たりと舌触りがよい。愛宕鉱泉で秋の1日を楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は11時~14時。