横手市ふれあいセンター「かまくら館」(横手市中央町)で10月29日、映画「笑う101歳x2 笹本恒子 むのたけじ」の上映会が開かれる。
1948(昭和23)年にタブロイド版の週刊新聞「たいまつ」を創刊し、横手から東北の農村の窮状や地域の身近な話題とともに戦争廃絶を訴え続けたジャーナリストの故・むのたけじさん(1915年生まれ)と、東京都品川区出身で日本初の女性報道写真家「笹本恒子」さん(1914年生まれ)の2人の101歳を追ったドキュメンタリー作品。2017年6月公開。上映時間は91分。
当日は、むのさんとともに平和を訴える活動を続けるなど親交の深かった作家の落合恵子さんと、むのさんの次男武野大策さんによるトークショーも行われる予定。
同上映会を企画した和泉正之さんは「むのさんは声が大きくて、高齢になっても自宅までの坂道を自転車から降りずに登るような元気な人だった。地元で活動していたむのさんの、ぶれないまっすぐな考え方、生き方を見てもらいたい」と来場を呼び掛ける。
上映は13時と16時の一日2回。トークショーは14時45分から開く。入場料は1,000円。チケットは金喜書店(横手市四日町、0182-32-3450)、カシワヤ楽器(横手市寿町)、楽器の店カネキ(横手市田中町)で取り扱う。