カフェ「NS coffee stand(エヌエスコーヒースタンド)」(横手市増田町増田、TEL 0182-23-9201)で11月1日、「紅の夢『神様がくれたリンゴ』生しぼりジュース」の販売が始まった。
果肉の赤い調理専用リンゴ「紅の夢」を使い、真っ赤な色と強い酸味が特長の同商品。横手で調理専用リンゴの産地化を図るグループ「クッキングアップルの郷」メンバーの小原暢さんの果樹園で採れた物を使っている。
カフェ店主の中村翔さんと常連客の小原さんが、以前から「紅の夢」をジュースにしたらおいしいのではと話していたところ、今回もぎたてだが傷物で足が早く、加工用としても出荷できないリンゴを小原さんが提供したため商品化したという。
中村さんは「スロージューサーで加工し調理専用リンゴ本来の味を楽しめ、生食では感じにくい甘みや香りも楽しめる。お客さんからはアセロラジュースのような酸味で身体に良さそうな味がすると言われた。真っ赤な色は目新しく写真映えするのか女性からの注文が多い」と話す。
小原さんは「品種の特性として『つるわれ』という果実に傷の入るものが出る。加工場も忙しく手の回らないリンゴがこうして地元の人に飲んでもらえてうれしい」と笑顔を見せる。
価格は500円(準備数無くなり次第販売終了)。営業時間は、10時~16時、17時30分~23時。火曜定休。