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横手の市民オーケストラが定期公演会 「春の祭典」など披露

「横手フィルハーモニー管弦楽団」練習の様子

「横手フィルハーモニー管弦楽団」練習の様子

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 横手市民会館(横手市南町)で11月12日、市民オーケストラ「横手フィルハーモニー管弦楽団」の定期演奏会が開かれる。

Yokote Philharmonic Orchestra,The 9th Regular Concert CD

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 横手を拠点に秋田県出身者を中心とした県内外の演奏家が集まり活動する同楽団が、2008年から毎年この時期に行い今年で10回目。昨年は「第9回」にちなみベートーベンの「交響曲第9番」を披露している。団長は横手市在住のホルン奏者・筑波義厚(ぎこう)さん。

 当日は高校生からプロの演奏家まで約80人編成で、「ボレロ」(作曲/モーリス・ラヴェル)、「ペトルーシュカ」(1947年版、作曲/イーゴリ・フョードロヴィチ・ストラヴィンスキー)、「春の祭典」(1967年新版、同)の演奏を披露する予定。指揮者は東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスの松井慶太さん。

 コントラバス奏者で楽団のインスペクター(進行マネジャー)を務める佐藤歩さんは「ボレロの徐々に変化していく楽曲は聴くだけでなく見ていても面白い。20世紀を代表する作曲家のひとりストラヴィンスキーの楽曲は、複雑なテクニックや変拍子など演奏も難しく、あと30年は県内で演奏される機会がないのでは」と話す。

 「県内では比較的新しい市民楽団だが、この10年間、観客の期待にこたえようと演奏のクオリティーを追求し続けてきた。地元でクラシックの生演奏を聞いて喜んでもらえるのがなによりうれしい」とも。

 開催時間は14時~16時。入場料は、一般前売り=2,000円、一般当日=2,500円、高校生以下=1,000円。

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