ハンドメード作家の作品展示即売会「アート&クラフトフェア」が6月22日~24日、「秋田ふるさと村」(横手市赤坂字富ケ沢)で開かれ、家族づれや女性客を中心ににぎわいをみせた。
横手産のリンゴ「紅の夢」を使ったアクセサリー作家・泉田友美さんの作品
東北6県のほか、北海道や九州で、ガラスや木工、布、皮革、金属、陶などさまざまな素材の作品制作に取り組む113人が出品した。例年6月の第4週に開くことから年々認知が広がり、今年は3日間で延べ8600人が訪れた。
横手産のリンゴ「紅の夢」や木綿織物「横手縞」「十文字和紙」など地元の素材を使ったアクセサリー類の制作を手掛ける市内在住のアクセサリー作家・泉田友美さんは今年で3回目の出展。「作家として、買い手と直接触れ合うことができる良い機会になっている。地元の素材を使って制作していることに驚かれるも少なくない」と話す。
秋田ふるさと村の職員で広報担当の細川真夕子さんは「年々出店希望が増えていることから、出店者審査も厳しくなっている。出店者のレベルアップを図りながら、来場する皆さまにとって新鮮味のあるイベントに育てていくことができれば」とイベントを振り返った。