湯沢市内で7月28日、街歩きと写真撮影などを楽しむイベント「浴衣美人」が行われた。
2011年から、地域活性化活動に取り組むグループ「絵どうろうの街 Town of garden lantern」が企画した。昨年から、日本文化の継承や多世代の交流を目的に同イベントを開く。
3回目となる今回の参加者は女性10人。服装に合わせた風呂敷の使い方講座や浴衣姿で岩崎地区の街歩き、同地区の「ヤマモ味噌醤油醸造元」でランチなどを楽しんだ。
4カ月ほど前に東京都から同市内に移住した豊留侑莉佳さんは「普段は動きやすい服装だが、着物着て歩くとゆったりとした気持ちになり、新鮮でワクワクする。車ではなく街を歩くと地域の人との出会いもあって楽しかった」とイベントを振り返った。
同グループ代表の飯塚康さんは「見慣れた街にも自分にも新しい発見があるイベントとして企画した。参加した皆さんに喜んでいただけてうれしい。これからも新たな取り組みに挑戦していければ」と話す。