横手高校(睦成鶴谷地)の生徒53人が8月17日、職場体験で横手に滞在している台湾の大学生10人と文化交流会を行った。
初めに高校の各部の主催で弓道体験と茶道体験を大学生各5人ずつ体験し、その後、台湾の大学生が台湾の伝統文化や食事、制度の違いなどの紹介を英語と日本語を交えながら行った。質疑応答の時間には言葉の壁を越えて互いに理解しようと質問が多く飛び交った。
最後は、高校生26人と大学生10人が協力しながら、地元の野菜を使った弁当作り体験を行った。台湾の学生からは、台湾名物である「パイナップルケーキ」が高校生にプレゼントされた。
本年度120周年を迎える横手高校は文科省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、その教育の一環として海外の学校との交流および海外での研究発表を企画している。今回の交流は、今後のSSH活動に取り組むきっかけとして、希望者26人と弓道部12人、茶道部15人が参加した。
参加した台湾・大同大学4年の陳玉●(=令へんに羽)さんは「弓道体験は難しかった。でも弓道の服や文化はとてもかっこいい」と感想を話した。