スイカの重さを競う「ジャンボスイカコンクール」が8月23日、JA秋田ふるさと十文字集積所(横手市十文字町植田)で行われた。
スイカの産地としての知名度を高めることなどを目的に、同十文字営農センター(十文字町)が例年開くコンテスト。
JAによるコンクール出品用スイカの作付けの呼び掛けに応じたおよそ35人のスイカ農家が、飼料用品種「カロライナクロス」を栽培する。今年は、十文字地区のスイカ農家10人と睦合保育園が計12点を出品した。
82キロのスイカを育て、優勝に輝いた藤原潤一さんは「水をやり過ぎてしまった昨年の失敗の経験を生かし、水やりのタイミングや量に気を付けた」と大きく育てるこつを話す。
出品されたスイカの一部は、動物の飼料向けに大森山動物園(秋田市)に贈呈された。
現在、十文字道の駅(十文字町)と秋田ふるさと村(赤坂)にそれぞれ1個ずつ展示され、8月28日まで「重さ当てクイズ」が行われている。正解者には「あきたこまち10キロ」か「十文字産野菜の詰め合わせ」を進呈する。