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横手の小学校で「ホップ」収穫作業 10月成果発表

手積みでホップを収穫する児童

手積みでホップを収穫する児童

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 大雄小学校(横手市大雄)の児童が校内で育てたホップの収穫作業が8月29日、行われた。

刈り取ったホップの蔓を運ぶ子どもたち

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 2017年から、地域の資源であるホップの栽培学習を通じ、地域に根差したキャリア教育を行うことを目的に、「グリーンカーテン」と銘打ち、「横手市」「大雄ホップ農業協同組合」(大雄)、「キリングループ」(本社=東京都中野区)、「よこてホッププロジェクト」(中央町)が協力して取り組む。

 春に「株開き」と「株ごしらえ」作業を行い、水やりや雑草駆除などをしながら、1~2週間ごとに日記をつけ、ホップの成長を観察している。

 同日、4年生34人が、8~10メートルに成長した蔓(つる)を根元から1メートルほど残して刈り取り、手積みでホップを収穫した。

 収穫作業に参加した小野和真さんは「ホップは硬いイメージがあったが、実際に触ってみるとふわふわしていた。日本一のものが地元にあるのはうれしい。学習をまとめて発表することで県内外の人に地元のホップを知ってもらいたい」と話す。

 学校内で乾燥させたホップを材料に、メッセージ入りのサシェやリースを作り、10月14日に市内で開催予定の「YOKOTE 発酵 FES」で展示・成果発表する。サシェは来場者に進呈する。

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