秋田ふるさと村(横手市赤坂)内を走る新型トレイン「マックストレイン ノブくん号」の命名式・出発式が9月8日、行われた。
来場者数1500万人記念を機に導入された車両は「SH-015型」で、東北の施設では初めて導入する。窓ガラス付きドアや、ウレタンクッション入りのレザー張りベンチシートで乗り心地の良さが特長。車両最後尾には車いす用スロープを設け、バリアフリー対応とした。車体色は今春、人気投票で決まったワインレッド。
車両名は一般公募で集まった159件の中から、施設のキャラクター名を使った秋田市の澤木智子さんのネーミングに決まった。
「ノブくん」から車両の鍵を受け取った運転手の高橋昭夫さんが、来賓7人と招待者14人、一般客十数人を乗せて一番列車を走らせた。大館市から来場した小学4年生の畠山みのりちゃんは「椅子がやわらかく、とても広かった。また乗ってみたい」と話す。
運行時間は9時30分~16時(土曜・日曜・祝日は16時15分まで)。乗車料金は一般=410円、3歳~中学生=200円。定員は2両で46人。11月上旬まで。
製造後21年が経過した旧車両は、施設内「もぐもぐ広場」側に休憩用オブジェとして設置する