「武将隊フェスティバルよこて『菊花の陣』」が10月28日、秋田ふるさと村(横手市赤坂)と秋田県立近代美術館前広場(同)で開催される。
おもてなし武将隊「清原紅蓮隊」のパフォーマンス(写真は2017年)
奥州藤原氏成立のきっかけとなった「後三年合戦」に登場する清原清衡、清原家衡、清原真衡、金売吉次などの武将に扮(ふん)して、2012年から活動するおもてなし武将隊「清原紅蓮(ぐれん)隊」が、県外の武将隊と交流しながら地域PRに取り組む同イベントは今年で3回目。今年は「よこて菊まつり」の共済事業として、初めて野外で開く。出演団体は以下の通り。
「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」(宮城県仙台市)、「みやぎ川崎慶長遣欧使節団 支倉常長隊」(宮城県川崎町)、「越後上越 上杉おもてなし武将隊」(新潟県上越市)、「忍城(おしじょう)おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」(埼玉県行田市)。
各武将隊のグッズや各地の物産を販売するほか、小学生以下を対象に武将を相手に「チャンバラ体験会」を開く。
「清原紅蓮(ぐれん)隊」で金売吉次を演じる平田孝太さんは「各武将隊の特徴あるパフォーマンスを楽しんでいただきたい。武将には気軽に声を掛けてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時30分~16時。入場無料。チャンバラ体験は先着30人。悪天候時は同施設内の「工芸展示館」に会場を移して開く。