「秋田ふるさと村」(横手市赤坂)で2月27日・28日、県内外の製パン店が集まる即売会「春のパンまつり」が開かれ、パンを買い求める客でにぎわいを見せた。
昨年から季節ごとに開催し、今回で5度目を数える同イベント。県内外から10店が出品して開かれた。横手市民に親しまれる「調理パン」や、粉や酵母にこだわった「ハード系パン」、受験生向け「合格パン」などのほか、岩手県民にソウルフードと呼ばれる「福田パン」(盛岡市)のコッペパンも限定販売した。
出店した仙北市のベーカリー「ルーシーカンパニー」の鈴木翔さんは「回を重ねるごとにお客さまも増え、早い時間に売り切れてしまう商品もある。お客さまから『また来たよ』と声を掛けてもらえることがうれしい」と話す。
秋田市から訪れた井上さん親子は「たくさんのパンが並んでいて家族で楽しめた。大量のパンを買った」と会場を後にした。