横手体育館(横手市条里)で現在、全日本男子バレーボールチーム「龍神NPPON」の合宿トレーニングが行われている。
合宿スタッフとして参加している福田聡稀(としき)さん(右)と近彰真(しょうま)さん
同チームが横手市内で合宿トレーニングを行うのは今年で2年目。5月に開催予定の「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸最終予選大会」へ向け、監督やコーチ、代表選手ら21人が連日トレーニングに励んでいる。
バレーボールの強豪校として知られる増田高校(横手市)への進学が決まり、バレーボール部に入部予定の福田聡稀(としき)さんと近彰真(しょうま)さんは「合宿にはスタッフとして参加している。練習前のウォームアップなど同じメニューも体験したがとてもきつい。目標とする選手の皆さんに接することができて参考になった」と笑顔を見せる。
横手市スポーツ振興課の佐藤隆弘さんは「連日1000人以上が合宿を見学している。『スポーツ立市』を掲げているので、合宿を地域の起爆剤として盛り上げられれば」と話す。
合宿最終日の3月19日(9時~)は、市内小中学生を対象にしたバレーボール教室、同チームのフィジカルコーチ・スタッフによる指導者講習会、握手会・抽選会などを展開する市民交流会を開く。市民交流会は横手体育館入り口で8時から先着200人に整理券を配布する。