横手市のデザイン会社「モノクロ」(横手市寿町、TEL 0182-23-8408)が、大正時代創業の菓子店「松井松盛堂」(十文字町)で販売していた「白鳥サブレ」を再現し、2月15日に販売を始めた。
白鳥の飛来地として知られていた同市十文字地域の土産品としてサブレなどの菓子類を販売し、2016(平成28)年に市民や観光客に親しまれながらも閉店した同店。
同社社員が白鳥サブレの型を見つけたことから話が広がり、松井松盛堂の店主と市内の菓子店「小松屋本店」(中央町)の協力を得て、サブレの形や食感を再現。
同社の蓬田太一社長は「型も提供してもらい、見た目はもちろん食感にもこだわった。地元の人に愛される菓子になれば」と話す。
価格は、3枚入り=543円、5枚入り=905円。同社と小松屋本店で販売する。