横手市在住の森林インストラクター・酒井浩さんが4月10日、自然を題材にした子育て本「鳥の目・虫の目・子どもの目」を出版する。
子どもたちに自然に親しんでもらうことを目的に、森林インストラクターとして活動してきた酒井さん。1年ほど前から、野鳥と虫の目をテーマに取材や執筆を重ね、出版にこぎ着けた。
自身の体験を交えながら、親子で自然を楽しむためのポイントを文章とカラー写真で紹介する。
酒井さんは「長年、ボランティアで自然観察会を開いてきた。観察会が終わった後の皆さんの表情を見て、自然には生き生きさせる、子どもの健全な成長の助けになる何かがある。一人でも多くの方に、本書を通じてメッセージを届けられれば」と話す。
A5判、104ページ。価格は1,000円。横手市内各書店などで販売する。