横手体育館(横手市条里)で行われていた全日本男子バレーボールチーム「龍神NIPPON」強化合宿最終日となる3月19日、市民との交流会が開かれた。
握手会とプレゼント抽選会には、参加整理券を求め早朝から体育館前に並ぶ首都圏からの女性ファンの姿も。男子バレーボール期待の若手「ネクスト4」のひとり柳田将洋選手から直接サイン入りボールを受け取った市内高校に通う永沢奈緒子さんは「夢のようでパニック状態(笑)。握手した手がとても大きかった」とうれしそうに話していた。
選手がコーチを務め、市内の小中学生150人を対象にバレーボール教室も開き、「今度はストレートも狙ってみて」「上手だね。エースになれるよ」など選手が児童に気軽に声を掛けながら指導した。レシーブ練習で選手の強烈なアタックを児童が見事に受ける場面では、館内から大きな拍手が送られた。
交流会に参加した市内小学生バレーボールチームの佐々木翼さんは「普段とは違う練習でとてもいい体験になった。全日本の選手はうまいし格好(かっこ)いい。自分も将来は全日本に選ばれるような選手になれたら」と目を輝かせていた。