横手市民向け情報アプリ「MINEBA(ミネバ)」が横手市の推奨アプリに認定され、9月25日、市役所庁舎内で記者発表が行われた。同市で特定のアプリを推奨するは初めて。
横手市の推奨アプリ「MINEBA」を開発したNPO法人Yokotter理事の田畑晃子さん
市内外へ情報発信を行う「横手市情報センター」の役割を市と連携して担うNPO法人「Yokotter(ヨコッター)」(横手市前郷)が2月にリリースしたアプリ。
「行政からのお知らせ」など市の災害情報や除雪車の出動状況をプッシュで知らせる機能のほか、市役所窓口の混雑状況や転居、出産などの手続き方法などの行政情報、秋田県南エリアで開催するイベントへのワンタップアクセス機能、店舗などで使えるクーポンの発行などを盛り込み、「市民生活に役立つ情報を楽しく利用できるアプリ」を目指して開発した。
市が公表するオープンデータを活用して情報発信を行っていることなどから、推奨アプリに認定された。
これまでのダウンロード数は1700件ほどだが、市情報政策課の担当者は「当アプリは、市民が必要とする情報をスムーズに届けることができる。市民が安心して使えるアプリとして周知を図りたい」と話す。
アプリを運営する同NPO法人理事の田畑晃子さんは「市の認定を受けたことを契機に、市民がより安心して使うことができるアプリとして運営していきたい」と話す。