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横手で郷土玩具「中山人形」の絵付け体験 市民ら9人が参加

絵付け体験で制作した「丑(うし)土鈴」

絵付け体験で制作した「丑(うし)土鈴」

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 郷土玩具「中山人形」の絵付け体験が10月6日、公共施設「あさくら館」(横手市朝倉)で開かれ、市民ら9人が参加した。

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 同市平鹿町中山地区で、干支(えと)の土鈴や歌舞伎・民話などを元にした土人形など、玩具や土産品として作られ、県南部を中心に親しまれてきた中山人形。「中山人形へ親しみを持ってもらえれば」と同館で例年開く。

 今年は、横手市教育委員会文化財保護課の高橋輝幸専門員が日本三大人形や中山人形の歴史について講演を行った後、中山人形の職人で樋渡人形店5代目の樋渡徹さんが来年の「丑(うし)土鈴」の絵付けを指導した。参加者は、牛の耳やひづめなど細かい部分の絵付けに苦戦しながらも体験を楽しんだ。

 参加した市内在住の女性は「小筆での作業は手が震えて失敗しそうだった。一足早く来年の干支の土鈴を飾ることができるのでうれしい。大切にしたい」と話す。

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