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横手で酒かす使ったペーストとフレーク発売へ

酒粕を使った「ぽん酒ペースト」と「ぽん酒ふれーく」

酒粕を使った「ぽん酒ペースト」と「ぽん酒ふれーく」

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 横手市の地酒銘柄「まんさくの花」などで知られる「日の丸醸造」(横手市増田、TEL 0182-45-2005)が1月8日、酒かすを使った「ぽん酒ペースト」と「ぽんしゅフレーク」を発売する。

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 食品の商品開発などを手掛けるワンダーマート(横手市八幡)が「家庭で食べやすい酒かすの加工商品」をテーマに企画開発し、「杜のカフェ シャナ」(横手市山内)が製造を行う形で発売にこぎ着けた。

 かす漬けやかす汁などとして一般家庭でも大量に消費され、食卓を中心に消費されていたという酒かす。食文化の変化に伴い、家庭での消費は減少し、酒かすの処理が課題となっていることから、消費拡大を目的に企画した。

 発売したのは、パンやクッキーに合わせて食べるチョコレート味のペースト2種(120グラム)と、野菜にふりかけて食べるパルメザンチーズ風味のフレーク(60グラム)で、同醸造所の酒粕のほか、甘酒や米粉、乾燥おからなど地元の食材も使う。

 同醸造所の佐藤譲治社長は「食べやすい商品が完成したと思う。家庭で少しずつでも使われていくことによって、酒かす文化が根付いてもらえればうれしい」と新商品に自信を見せる。

 同醸造所や、同市の道の駅などで販売する。価格は800円。

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