浅舞公園(横手市平鹿町浅舞)で6月26日・27日、「あやめまつり」が開かれた。
5.5ヘクタールの敷地内に植えられたハナショウブなどのアヤメ80種3万株60万本の見頃に合わせて毎年開いてきた同イベント。昨年は、新型コロナウイル感染症拡大の影響により中止したが、今年は飲食スペースを設けず、ステージイベントの規模を縮小するなどして開催した。
両日は、熱気球の搭乗体験や自衛隊の車展示のほか、特産のあやめ団子の振る舞いなども行われ、2日間で来場した約1万5千人の家族連れらが満開のアヤメを楽しんだ。
会場に訪れた湯沢市在住の女性は「毎年楽しみにしているが、今年のアヤメもきれい。コロナ禍でイベントの中止が多い中、開催されてうれしい」と話した。
イベントを主催する平鹿町観光協会事務局のイベント担当者は「来場者がしっかり感染症対策に取り組んで来場してくれた。あやめまつりに合わせたかのように満開となった。7月10日ごろまでが見頃なので散策してほしい。」と話す。