湯沢市観光物産協会(湯沢市表町)が現在、浮世絵や美人画の描かれた「絵どうろう」撮影会の参加者を募集している。
湯沢市の伝統行事「七夕絵どうろうまつり」で展示する絵どうろう(横手経済新聞)
湯沢市で300年以上続く伝統行事「七夕絵どうろうまつり」。昨年に続き、新型コロナウイルス感染症の影響により中止が決まっているが、行事の魅力をSNSで広めることを目的に、あらかじめ公募した拡散力のあるユーチューバーやインスタグラマー、SNSアカウントを持つ湯沢市民が対象の撮影会を8月5日~7日、湯沢市総合体育館アリーナ(沖鶴)で開く。
秋田公立美術大学(秋田市)の協力を得て空間デザインを施した会場に、「超大型」と呼ばれる幅4.5メートル、高さ2.5メートルの「絵どうろう」など約20点を展示。会場の様子は、8月下旬に同協会がユーチューブで公開する。
同協会の眞木竜助さんは「毎年15万人以上の観光客に来場いただいているところ、今年も開催が難しい。インターネットで拡散力あるインフルエンサーの皆さんのお力を借りながら、映像を通じて絵どうろうの素晴らしさを伝えられれば」と話す。
応募締め切りは、ユーチューバーなど=7月21日、湯沢市民=7月27日。