腕時計の製造・販売などを手掛ける協和精工(秋田県羽後町)が7月1日、医療従事者向け時計「ナースウォッチ」の予約販売を始めた。
秋田県羽後町の協和精工が製造・販売する「ナースウォッチ」(全面蓄光)
同社が医療従事者向けに製造・販売する「ナースウォッチ」への問い合わせがコロナ禍で増えたことから、看護師など医療現場の従事者の支援へ向け、売上金の一部を医療・看護団体に寄付する商品の販売を企画した。
予約販売するのは、外径32ミリ、厚さ9ミリ、重さ22グラムのチタン製腕時計。パルスメーター(脈拍数計算尺)を備え、夜勤などの暗闇で文字盤が見えやすいよう文字板の全面に蓄光を施した。
鈴木豪社長は「コロナ禍の医療現場で懸命に頑張っている医療従事者の皆さんを、当社の技術で支援したい思いで検討を重ねた。精密工具や高級腕時計メーカーとして、当社の技術を生かしたナースウォッチを利用いただければ」と話す。「メッセージの刻印サービスも受け付けるので、医療現場で働く家族や学生へのプレゼントとしても利用してもらえるのでは」とも。
価格は9,900円。予約はウェブサイトで受け付ける。今月31日まで。