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横手の聖火ランナー、トーチと共に県内へ 2020人との触れ合い達成

聖火リレーのトーチを持ってもらう活動に取り組む和泉慎太郎さん(左)と横手市立旭小学校の木村校長

聖火リレーのトーチを持ってもらう活動に取り組む和泉慎太郎さん(左)と横手市立旭小学校の木村校長

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 東京2020オリンピックの聖火リレーで使ったトーチを市民に持ってもらう活動に取り組んでいた横手市在住の男性が7月19日、目標の2020人に達した。

聖火ランナーの和泉慎太郎さんが訪れた横手市立旭小学校の様子

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 活動に取り組むのは、6月8日に秋田県内で行われた聖火リレーの公募ランナーで、横手市在住の和泉慎太郎さん。ランナーを務めたあと、「トーチに触れた人が笑顔になることが面白い」と感じたことをきっかけに、知人が経営するグループホームで利用者にトーチを持ってもらったところ、想像以上に喜ばれたことで、県内の施設や団体、学校などに足を運び、リレーで使った全長71センチ、重さ1.2キロのトーチを持ってもらう活動に取り組んだ。

 児童201人がトーチに触れた横手市立旭小学校(横手市赤坂)では、聖火リレーでランナーを務めた体験談を披露した。

 トーチを持った5年生の女子児童は「トーチは重かったが、持ち方を教えてもらって持つことができた。和泉さんにありがとうと伝えられた」と笑顔を見せる。

 和泉さんは「苦行をして2020人を達成したというわけではなく、私も出会った皆さんから素敵な笑顔を見せていただき、元気をもらった。引き続き、この取り組みを続けていきたい」と話す。

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