横手市朝倉にある住宅街の小屋に描かれた花柄の絵が、現在、近隣住民を楽しませている。
絵を描いたのは、2021年10月から横手市地域おこし協力隊として活動する吉成翼さん。「まちなかにポップで明るい壁がほしい」と、親戚が所有する小屋の壁に描いた。
吉成さんが描いたのは、協力隊として活動する以前に市内を訪れた同年7月。12月からの大雪をきっかけに、除雪作業を行う近隣住民から注目を集めるようになった。
自身の長靴に花柄の絵を描くなど、絵を描くことが好きだという吉成さんは「以前から屋外に大きな絵を描きたかった。まちなかの何気ない道がカラフルになったのでは。新しい『映えスポット』になればうれしい。別の場所にも描いていきたい」と話す。
近隣に住む戸田和彦さんは「誰が描いたのだろうと近所でも話題になっていた。子どもたちの登校時の集合場所が明るくなって良かった」と歓迎する。