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横手・大森町で新酒を楽しむ会 「伝統的酒造り」ユネスコ登録に合わせ企画

「2024年の新酒を楽しむ会」でトークを披露する初代「ミス・サケ」の森田真衣さん

「2024年の新酒を楽しむ会」でトークを披露する初代「ミス・サケ」の森田真衣さん

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 酒造会社「大納川」(横手市大森町大森)の新酒を楽しむ会が12月19日、休養センターさくら荘(大森町)で開催された。

「大納川 2024年の新酒を楽しむ会」トークショーの様子

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 ユネスコ無形文化遺産に「伝統的酒造り」が登録されたことや、同社の代表銘柄が「全国新酒鑑評会」で63年ぶりに金賞を受賞したことなどに合わせて、「発酵のまち 秋田県横手市で自ら酒を仕込み味わう特別体験」として第1部に蔵見学・仕込み体験、第2部に新酒を楽しむ会を、横手市観光推進機構(駅前町)が企画した。

 同社副杜氏の鈴木圭さんの「酒屋唄」で始まったこの日の会は、県内外から126人が参加。2024年度の新酒を楽しんだ。会場では、「ビッグボス」の愛称で親しまれる同社の前社長・田中文悟さんをはじめ、稲上憲二社長、杜氏の佐藤好直さん、初代「ミス・サケ」の森田真衣さんを交えたトークイベント、シンガー・ソングライターの栗林聡子さんによる酒蔵テーマソング「霜月神楽」披露も行われた。

 横手市観光推進機構の打川敦理事長は「横手の発酵文化の魅力を体験してもらった皆さんに、国内外へ発信してもらえるようなプログラムを提供したい」と話す。

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