クラフトビール醸造所「sunao brewery(すなおブルワリー)」(横手市田中町)が12月25日、開設以来初めてになるビールの仕込み作業を始めた。
「すなおブルワリー」で始まった麦芽を粉砕するビールの醸造工程
横手市内で初めてのクラフトビール醸造所として、2月にタップルームを開業した同店。これまでは、約11坪のスペースで、東京や埼玉、静岡、奈良などのクラフトビールを提供してきたが、12月19日に酒類製造免許を取得したことから、初めてオリジナル銘柄を醸造する。
300リットルの発酵タンク4基を備える同醸造所で、ファーストバッチと呼ばれる最初に醸造するビールは、「酸味のあるビール」。ラガービールや甘みが特長のウィートエールなどラインアップを増やしながら営業する。
店主の津川渚奈於さんは「設備の輸入から免許申請まで、1人で行うのは大変だったが、仕込み作業にこぎ着けることができた。応援してくれた皆さんの期待に応えられるビールを提供していくことができれば」と意気込みを見せる。
営業時間は、水曜・木曜・金曜=17時~22時、土曜=13時~22時、日曜=13時~18時。月曜・火曜定休。
ファーストバッチは2月上旬、同店で提供予定。