観光がテーマの講習会が1月31日、生涯学習施設「Ao-na(あおーな)」(横手市駅前町)で開かれる。
コロナ禍を経た観光業の変化に対応しながら、横手市への観光客を誘致することなどを目的に、市観光おもてなし課と横手市観光推進機構(同)が企画した。観光事業者のほか、市民も受講できる。
商品開発やイベントプロデュースなどを手がける「バリュー・クリエーション・サービス」(福岡市)の佐藤真一社長が講師を務める。各県の観光アドバイザーを担うなど広く活動する佐藤さんが、自身の体験を元に横手市が秘める可能性などを紹介する。
同推進機構の佐々木義和専務理事は「外国人観光客の増加によるオーバーツーリズムが課題となっている首都圏・関西圏などの観光地。対策の一つとして、地方誘客の推進への期待が高まっている」と話す。「秋田空港の台湾便就航などにより、外国人観光客が増えているものの、大きな成果を得るまでには至っていない。横手の観光資源を生かし、誘客事業や受け入れ体制の整備につなげられれば」と期待を寄せる。
開催時間は10時~11時30分。参加無料。定員40人。申し込みは同機構が電話(TEL 0182-38-8652)で受け付ける。1月24日まで。