六郷地区の熊野神社(美郷町)で8月22日、ライブイベント「じんじゃず」が開かれた。
同神社の本殿をステージに見立て、2013年から開く同イベントは今年で4回目。同イベントの翌日に開き、1953(昭和28)年から続く「全県かけ唄大会」と合わせ同神社の宵宮行事として行われる。
今年は、同町を拠点に活動する「アクア美郷ジャズセッション」のメンバーらが即興演奏や「ムーンリバー」「サマータイム」などスタンダード曲を披露。台風の影響で激しい雨の中、詰め掛けた観客を楽しませた。
美郷町在住の高橋房雄さんは「神社を会場に聴くジャズ演奏のムードが好き。毎年楽しみにしている。今年は若い演者の参加が新鮮だった」と話す。
同イベントを企画した扇田亮さんは「かけ唄もジャズの演奏も即興性が魅力のため相性がいい。皆さんに楽しんでいただけたのでは」とイベントを振り返る。