秋田県立横手清陵学院高等学校(横手市大沢前田)で10月23日、自作ロボットによる競技大会「全日本ロボット相撲 東北大会」が開かれる。主催は、富士ソフト(東京都千代田区)と全国工業高等学校長協会。
「ロボット作りを通して『ものづくり』の楽しさを知ってもらえれば」と、1990年から始まった同大会は今年で28回目。秋田県内での開催は6年ぶりとなる。
直径154センチの鉄製の土俵から落ちたら負けの三本勝負で争う同競技。ロボットの規格は幅・奥行きがそれぞれ20センチ、重さ3キロ以内とし、プログラミングで自動的に動く「自立型」と、ラジコン操縦で動かす「ラジコン型」の2つのカテゴリーで勝敗を争う。
当日は、東北地区の高校生が参加する「高校生の部」、全国からエントリーする制限資格なしの「全日本の部」の2部門で、計101台のロボットが出場する予定。
大会広報担当の西野千秋さんは「組み立て玩具のレゴを使ったデモンストレーションなども予定している。各チームの工夫とスピード感ある対戦を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。入場無料。